
記憶の本棚
@kioku-no-hondana
2026年2月7日
アナヅラさま
四島祐之介
読み終わった
第24回『このミステリーがすごい!』大賞
【文庫グランプリ受賞作】
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人間も車も、死体も凶器も、なんでも飲み込み、無かったことにしてくれるブラックホールのような大穴を所有することになったら…
大穴はやがて、持ち主の理性すらも無きものにしてゆく…
都市伝説×ミステリーで物語は進んでいき、途中からしっかりとミステリーの仕掛けがあり、最後その仕掛けに気付いた時には「やられた〜!!」とどんでん返しの面白さ、痛快さを味わえる作品でした。
ずっとスピードある展開が続き、“早く真相が知りたい!”と、最後まで楽しく一気読みでした。
人間の持つ心の闇やトラウマが引き起こす、復讐とは、正義とは、といったことを考えずにはいられない深いテーマもあり、最後の終わり方もまたいろいろと想像を掻き立てられる終わり方で、味わい深かった。

