
JUMPEI AMANO
@Amanong2
2026年2月8日

民俗学
塚原伸治編,
山川志典編,
後藤知美編,
辻本侑生編
まだ読んでる
就寝前読書
@ 自宅
第2章「コミュニティの民俗学」(金子祥之)を読む。
〈民俗学の主要な研究フィールドであった生活のムラが、次々と失われる状況に直面しているのである。このような現状のなかで、従来型のコミュニティとは異なる新たなつながりに着目する研究も展開している。/[...]なぜ私たちはムラにこだわってきたのか[...]ムラにこだわることに、どのような可能性があったのかを確認してみたい。〉(31頁)
この章も関心のあるテーマなだけに面白かった。〈じつはコミュニティという学術用語は、日本社会において政策的なモデルとして普及していった。1970年代から社会学者が参与して、コミュニティ政策が進められるなかで、理想的なコミュニティ像が提示された。[....]この理念的なコミュニティ像に立つと、本書で論じてきた村落社会は目指すべきコミュニティとは異なる、克服すべき対象となってしまう。また、このような文脈でコミュニティが導入、喧伝されたことは、民俗学においてコミュニティという用語が避けられる結果を招いた〉云々のくだりは特に(40頁)。
この辺りの話は『まちは言葉でてきている』の西本さんにも今度聞いてみたい気もする。



