
haku
@itllme
2026年2月7日

西の魔女が死んだ(新潮文庫)
梨木香歩
読み終わった
死んだというタイトルには合わないくらいの暖かい表紙だなと思った。
魔女という言葉に反応してしまうのはきっと私の大好きな作品のせいだけれど、その言葉は私に何かを投げかけてくれるという確信も同時にあったと思う。
主人公のまいが学校に対して思っていることも母と父への解像度もゲンジさんへの誤解と偏見。
それは子どもだからね何て言葉では片付けられない。何故なら自分にも思い当たる節があったから。
まいは大人びているけれど大人ではなくて、おばあちゃんもお父さんもお母さんは大人だけれど、大人ではなかった。
それは見た目や年齢とその人の内側にあるひっかかりの年齢だと思う。
ずっとどこかに眠っていた自分へ
そして今もなお迷える自分へ
私もおばあちゃんの家に行っていた気がした。









