
いちのべ
@ichinobe3
2026年2月8日
本に読まれて
須賀敦子
読み始めた
まだ途中なのだが、最初からもうずっと名文で、この短さで、こんなにも魅力的な表現で作品を紹介できることにうっとり。特に『シカゴ育ち』の書評が全文好き。特に好きなのがこのあたり。
> (前略)書き込んだ長い作品を読んだあとで、りっぱなディナー・コースの中間でちょっとレモン・シャーベット、というような具合に、これら掌篇が一篇ずつ挟み込んである。(p16)
> だが、当然、ひとつひとつの短篇は、それ以上に、読者を酔わせる。構想の奇抜さや、知識のひけらかしの小説が跳梁するなかで、どれほど私たちが「物語」を渇望していたかを、思い知らされるような短篇のかずかず。(p17)




