
文箱
@hubaco
2026年2月8日

異邦人 (エクス・リブリス)
クラウディア・ドゥラスタンティ,
栗原俊秀
読んでる
聾者の父母を持つ語り手はジョン・ケージやアルヴィン・ルシエの実験音楽に触れたときに「ほかのジャンルと比較してこの人たちの音楽には、「聴く」という私たちに共通の能力から逸脱するすべてのものへの、忍耐と配慮が感じられることに私は気づいた」(p.49)と綴る。
淡々と刻んでいく語り口に滲む鋭い感性がたいへん好ましい。なお検索性低めの邦題で感想が全然探せない。一人で読んでるようでさびしい。
