トラ "エビデンスを嫌う人たち" 2026年2月8日

トラ
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@Toreads1234
2026年2月8日
エビデンスを嫌う人たち
エビデンスを嫌う人たち
リー・マッキンタイア,
西尾義人
フラットアーサー、反気候変動説、反コロナ、反GMO(遺伝子組み換え作物)など、科学否定論者の人達とどう向き合うかという話。 それぞれの人の内部に、どこまで入り込んでいるかによって対処が変わる。知識のみの人には、明確なデータを。アイデンティティにまで食い込んでいる人には信頼のある対話を。 自分も見失いそうになってしまうが、科学とは絶対ではなく、現在のデータから導かれる暫定的な結論であるということを忘れると、そこから反〇〇の思想は入り込んできてしまう。曖昧なものをとりあえず受け入れて、主流の考え(データが支持する考え)を取り入れる。主流の説に鮮やかな反論が一つあったからといって、その反論を支持するのは危うい。その反論に科学的なフォローが積み重なっていったときに再考するのがいいと思う。科学的とはどういうことかを考えるきっかけになった。 アメリカの事例だからピンとこない部分も多い。「アル・ゴア」という名前を出されてもその立ち位置が一瞬でわからないように、著者の常識と自分の常識には大きな隔たりがあり、読みやすくはなかった。個人の思考の癖として「〇〇否定論者は、△△を否定しない。」のように、否定の否定みたいな文章が多くて、それが思いの外、読む時の負荷になった。
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