
euy
@euy
2026年2月8日
平和と愚かさ
東浩紀
読み終わった
ひととおり通して読み終わった。
テーマは重いけど、紀行文風で語り口はやさしい。ちょっと複雑そうな、新しい視座が示されてるけど、読みやすくてさらっと読める。不思議な本だった。
ところどころ、過去に読んだものだったり、動画で聞いた話だったり、自分もイベントに参加して聞いた話だったり、本の中で触れられてるコンテンツに自分も触れてみたり、今回初めて読む部分もあったり、いろんなものが混ざりつつ、一冊の本として最初から最後まで読み通すという、自分の読書体験としても不思議な体験をした一冊だった。
いろいろとおもしろい視点があったけど、自分の中で一番印象に残ったのは、考えないことや忘れることに価値を認めるということ。
これまでの人生ではちゃんと考えること、何でも話し合うことが尊いと教育されることが多かったけど、考えないこと、忘れること、話し合わずにフタをすることでうまくいくことってあるよなあと大人になってから実感する。
まだ十分に自分の中で消化しきれてない部分もあるように思うし、注をけっこう読み飛ばしたけど、次の日本論が出るまでのあいだに、読み直してもうちょっと理解を深めておきたいと思う。