こまどり
@kmdr
2026年2月8日
やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ
ジョン・ストレルキー,
鹿田昌美
読み終わった
当たり前のことを話しているのでは?と思う部分もあったが、夫と話していて、なるほどと思った部分を書き残しておく。
この本は、"いつか"のために、仕事をし、余暇を「企業の巧みなマーケティングにより、必要であると認識させられた物事」で過ごし、またいつかのために仕事に戻る、
という輪廻から抜け出す方法を示唆する。
それは「暇と退屈の倫理学」で論じられているような、フォーディズム(大量生産・大量消費)以降、余暇でさえ資本の論理に組み込まれている、という趣旨の話と前半重なる。
ちょうど、この本が出版された2003年、アメリカはGDPは上がるが失業率も高止まりし、働くことの意味を問い始めた時期だったのもあるだろう。
インフルエンサーが職業であるこの時代に、他人の評価に左右されず、
本当に自分がやりたいことをいまやる、自分がやりたいことを探すアクションをいまする、
ってこの本がベストセラーになるくらいには、当たり前ではなくて大変なことなのかもしれない。
