YOSA Reads
@ps032089
2026年2月10日
木挽町のあだ討ち
永井紗耶子
時代小説を手にしたことがなく、初チャレンジ。
読書イコール主人公の視点で描かれており、冒頭の芝居茶屋の場は、どういう視点かパッとわからず、世界に入り込むまでにやや時間がかかった。が第二章の稽古場の場から、状況がつかめ、そこからはのめり込むように読んでしまった。読めない漢字も多く、意味を確認しながら読み進める。各章ごとに、町の人々の生い立ちを知りながら、このあだ討ちの真相が明かされる最終章。侍として、父の意思を受け継ぐ忠義と、大切な人への想いとの葛藤、各章で登場した町の人たちとの最後の決断には心を動かさせられる。