
Masaru
@masaru__books
2026年2月8日
ロシア文学の教室
奈倉有里
読み終わった
@ 自宅
“なにかを食べても人体に害にならないのはお腹が空いているときだけなのと同じで、人に働きかけてもいいのは愛情を持っているときだけだ“
“戦争や、戦争にまつわる一部の議論は、人間に対して前提として持つべき愛情や思いやりが完全に欠如した状態で進められていて、そのうえあたかもそのほうが正しいかのように思い込んでいる人さえいて、“
“悩みや混乱を抱えて本をひらく。ーいくつもの作品に雑然と込められた言葉や印象を、思いのままに胸に溜めていく。
そうしていつか、まるで一本の糸が通るかのようにそららは連なり救いの手となり、慈愛のような思考の波が、止まってしまっていた心を動かしてくれる瞬間がくる。“
奈倉有里さんの「文学講義小説」、各所に愛情が散りばめられた刺激的な小説だった。




