ゆきしま "ラウリ・クースクを探して" 2026年2月8日

ラウリ・クースクを探して
「歴史にとっては意味のないかもしれない、けれども一つの時代を生きた、一人の人間。そのラウリを書き残すということ。それが、わたしがずっとやりたいと思っていたことだった。」(p.234) きょうは国論を二分するような政策を打ちたい首相が自分たちのことばかりを考えて行った選挙の日。 この物語は、僕にとって、あなたはロシアだから、あなたはエストニアだから、あの文化は外国由来だから、あの文化はエストニアのものだからと、歴史によって図られる分断の合間を縫いながら、自分の人生を生きるラウリ、イヴァン、カーテャと、分断によって投げられた視線に耐えられずに死を選んだアーロンの物語だ。 アーロンはなぜ幼少期にいじめをおこなっていたのか、その理由を考えたい。
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