
Michika
@0610shun
2026年2月8日

哀を飲む
木爾チレン
読み終わった
借りてきた
飲み物に絡めた短編からは
恋愛の高揚感や喪失の苦しみ
報われない虚しさや飽きられる恐怖、
消化できない複雑な心情が描かれていて
痛みを伴う愛の物語だった。
心の中に確かな気持ちがあって
感情の揺れもはっきりと感じ取っているのに、
それを行動に移すのが上手くいかなくて
気付けば相手に依存してしまうのかなぁと考えさせられた。
忘れることも乗り越えることもできないまま、
それでも日常を続ける姿は健気で切実だった。
生々しい性描写も葛藤とか衝動を
鮮烈に浮かび上がらせる役割を果たしていたように感じた。
巻末の「この短編集の飲み方」を読んでから
すべてのお話を読んでも面白いかも!









