
タイヤキ
@taiyaki_r03
2026年2月8日
N
道尾秀介
読み終わった
大きな湾のあるとある日本の街と、海外のとある街を舞台にした群像劇。
読む順番で、登場人物への印象が変わる。章ごとに、そのキャラクターの現在と、別の章で出てくる人物の過去がでてくるから、読み進めるたびに、登場人物の掘り下げとその後の人生が結びついて一気に読み終えることができた。印刷が章によって上下反対になるから、過去に遡ったり、未来に向かったりするような面白い読書体験となった。
私は「少女→毒液→雄蜂→魔球→硝子→刑事」の順で目を通したけれど、「少女」は早いうちに読んでおいてよかった。これが最後にくると後味が悪かったと思う。(特に、「硝子」のあとに読むと……)
個人的には雄蜂→魔球の流れで読むのがオススメ。魔球は「向日葵の咲かない夏」を思い出す、この作者らしいトリックがあって見事に騙されました!