
旅するかたつむり
@s130r67
2026年2月8日
カフェーの帰り道
嶋津輝
読み終わった
借りてきた
大正から昭和へと時代が変わりゆく中で、東京・上野でひっそりと営む「カフェー西行」で女中として働いた女性たちの5つの物語です。
カフェー西行の女給として働く彼女たち、寛容なマスター菊田さん、そして馴染みのお客さんたち。皆んな皆んなあたたかくて、時代に負けずに一生懸命に生きる姿がとても美しいです。
生きる時代は違えども、悩む姿はどこかわたしたちと似たところがあって、親近感がわいてきます。彼女・彼らの困難に立ち向かう生き方から、全体的に穏やかな作風でありつつも、生きる力を分けてもらえるような力強さが伝わってきます。
とても好きな作品になりました。




