
しゅう
@shuu62
2026年2月10日

読み始めた
評判の良さそうなミステリを片っ端から読んでいる。
とりあえず20Pほど読んだだけだが、たまに文章に挟まる違和感、というか意味が繋がらないような箇所はなんだろう?
今はまだ何もわからないが、タイトルのように爽やかな物語を期待している。
以降読書ログは会話部分に。





しゅう
@shuu62
(ネタバレ有)
5章まで読み進める。面白い。というかストーリーの筋立てがしっかりしていて、変に引っかかることが無く、文章的にもあっさりしているのでスルスルと読めてしまう。つまり面白い。
表題の「世界でいちばん透きとおった物語」について、マクガフィン的に話が進んでいる。
この「死んだ親父について息子が話を聞きに行く」形は映画「ビッグフィッシュ」に通じていて、父と息子の物語として非常に興味深く感じる。
多方面に奔放な父、宮内彰吾を息子の燈真がどう再解釈するのか、とても楽しみだ。

しゅう
@shuu62
(ネタバレ有)
7章まできた。徐々に「世界でいちばん透きとおった物語」について輪郭が見え始めてきた。
彰吾が製本後の校正にこだわっていた事、通常の原稿用紙とは違う仕様の用紙など、どうやら本の構造自体に仕組みがあるようだ。
何回か電子書籍というワードが出てきているのも気になるし、「透きとおる」という表題からも何か繋がりそうな予感がする。
そういえば作中の始めは燈真は作家なのかと思っていたが、いつの間にか時間軸がわからなくなり、今は週3のバイトをしている事になっている。
これにも何かあるのだろうか?

しゅう
@shuu62
(ネタバレ有)
読了。いや凄すぎる。こんな事を思いついたとしても実行に移すだろうか?
作者、関係者に敬意を表すと共に、この作品にかけた時間、情熱を想う。
7章、8章と進むにつれて、「世界でいちばん透きとおった物語」についてのヒントが明らかになっていき、もしやと思いページを読み返すと…その時の鳥肌はおそらく大根もすり下ろし出来るほどの立ちっぷりだっただろう。
いや世の中には色んな本がある。そこには出版社の様々な気配りがあり、文字データ以上の想いがあるのだ。
これは以前の読書ログで書いた通り、父親と息子の歪な交流の物語だったが、出版関係者から読者へかける想いの形作りの物語でもあった。
そも、作家を含めた出版関係者はその物語がどういう物語かを演出し、本という形で読者に提示している。
その様々な工夫と情熱を通して、今こうして我々は本を手にしている。
その事を「透きとおっ」た形で我々に示してくれた。
そして、最後の1ページの衝撃は過去の読書体験でも類をみないものだった。
この本に出会えて幸せに思う。