
みっつー
@32CH_books
2026年2月10日
5秒日記
古賀及子
読み終わった
帯に「日記は1日のことをまるまる書こうとせずに5秒のことを200字かけて書くといい」と書かれている。
なるほど、確かに日記を書くという行いをする時はその日の朝起きてから夜寝るまでの間のことをみっちりと書きたくなってしまいがちである。
そもそも、「日記を書くぞー!やるぞ!やるぞ!やるぞー!」と自分の中のみやぞんが張り切って書いている日記はどこか空回りしている気がして、どことなく恥ずかしい感じがしたりもする。決して僕の毎日が恥ずかしいわけではない…はずだ。あとみやぞんも悪くない。いつもおれのやる気を出させてくれてありがとう。
この本の著者である古賀さんと、息子さん、娘さんによる家族3人を中心に日記は書かれており、中学生、高校生のお子さんから発せられる、どこか真理をついているような言葉が、日常的なのに刺激的だ。
僕が同じくらいの年齢の時に、こんなに物事を多角的に捉えることができていただろうか?
多分できていない。
mixiにて、なんとか足跡(自分のアカウントに誰が遊びに来たかわかる機能)を残さずに気になる女の子のアカウントを見ることができるのかということについては毎日のように考えていた気がする。
古賀さんの日記、とても良かったなぁ。
暑い夏も、寒い冬も、ぎゅっと閉じ込められている感じ。
お子さんたちとの友達みたいにアイスを分け合ったり、お餅が食べられるギリギリを探ったり。
そういう日々を宝物のように、アルバムのように、書いて、保存してみる。
家族という小さいようで、けれど狭い意味でとても大きな歴史を刻んでいくその過程を垣間見ることができて、いい読書体験だったな。
ごちそうさまでした。


