
風邪ひき
@damdamdan
2026年2月11日
リバー
奥田英朗
読み終わった
昔、半年だけ群馬県桐生市に住んでたので、そこが舞台と知って読んだ。(元々奥田英朗ファンでもある)
連続殺人事件にまつわる陰影の濃い群像劇なのだが、さすが奥田英朗先生、めちゃくちゃサービス精神が旺盛。
雰囲気は重厚な人間ドラマだが、フィクション性の高いキャラクターが何人も出てきて、しかもしっかりリアルな世界観の中に馴染ませるという離れ業をやっていて、エンタメ作家として凄いスキルだと思った。
正直言って『やりすぎ』の境界線の手前にいるキャラが何人も出てくる訳だから、そりゃ大作なのに飽きずに楽しめる。ぐいぐい読ませる。
文章もわかりやすく、とにかく読者への親切さ、楽しまそうとするサービス精神、それでいて人生って悪いことばかりじゃないと思わせる奥田英朗節。
上手いわぁ、て本でした。







