リバー

リバー
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奥田英朗
集英社
2022年9月26日
3件の記録
  • レイカ
    レイカ
    @yukari125
    2025年8月7日
    ◾️鈍器本は、連休に。 書店の棚で見かけて面白そうだと思うものの、手にとるのを躊躇するのが「鈍器本」。 分厚くて、重い。 自宅まで持ち帰るのに苦労する。 書店の店頭で購入する人のことを、考えていないのかな。 それとも、ネットで注文して自宅に届けてもらう人を主な顧客ターゲットにしているのかと考えたりする。 鞄に入れて持ち運ぶことが難しいので、通勤時間や仕事の休憩時間に読むのではなく、自宅で読むことを想定した本だろう。 「リバー」(奥田英朗・著、集英社)は、渡良瀬川の河川敷で女性が相次いで全裸で殺害された事件“リバー案件”の真相を追求していく長編小説だ。 同様の事件が10年前に発生しているが、未解決のままになっている。 今度こそ、必ず犯人を逮捕しようと捜査を続ける警察、 若手の女性新聞記者、 10年前に殺害された被害者の家族 など 複数の人物の視点から、捜査の進捗状況が描かれる。 3名の容疑者が浮かびあがるものの、物的証拠はなかなか見つからない。 一体、誰が犯人なのか。 読者である私自身も、推理せずにいられない。 ページをめくりながら、証拠になりうるものを探してしまった。 舞台は、群馬県桐生市、栃木県足利市、そして長野県松本市。 土地勘がある人は、より楽しめるかもしれない。 酷暑の夏、連休や夏休みに冷房の効いた自宅で、一気読みするのをお勧めしたい1冊。 #読書好き #読書記録 #読書
  • 事件にまつわる数ヶ月を読む壮大なストーリー。長かったけど、面白かった。顛末というよりそれまでのドラマの物語かな。これだけの登場人物でありながら、あまり混乱をきたさずに読ませるのはすごい技量なのでは。奥田さんは積読があるのでそのうち読まねば。
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