
Ayako
@aya_rb
2026年2月11日
読み終わった
お酒をほとんど飲まないおばさんとしては、飲まないおばさんもひとりぐらいは欲しかったけど(ひとりで満ち足りて良き仲間もいるおばさんが、みんなお酒飲んでガハガハ笑ってマイペースに話す、というのは、それはそれでちょっとステレオタイプ過ぎる気が)、良い読後感だった。
桜子さんも町田さんも、一人で生きることに満ち足りているけれど、それがひとつの生き方に過ぎないことをちゃんとわかっている。だから、「こっちの方が幸せよ」なんて言わない。「わたしはいろいろあったけど、だいたい幸せ。あなたはあなたで、自分にとっての幸せを選びなさい」というスタンスなんだと思う。他人の人生に干渉しない。否定もしない。でも、傷ついたらそっと絆創膏を差し出す。よきおばさんは決してお節介じゃない。お節介とは相手に「こうなってほしい」と欲望することで、相手がそれに乗らないと意地悪になる。川口さんのように。
黒木はほんと典型的モラハラ男で、成長成長うるさいのもまさに、こういう奴そのワード好きだよね! 聞き飽きたわ! と言いたくなる。そんなふうに偉そうなわりに、響がちらっと見た黒木の英語の勉強ぶりは…… 黒木みたいな人って、なんというか頓珍漢なんだな、ってことが象徴されている。
ぶっちーの旦那とかもあるあるで腹が立つけど、実はおにぎり屋の佐藤さんとか、あまり表に出てこないチョイ役の男性陣がマッチョじゃないのがありがたい。

