
みっつー
@32CH_books
2026年2月11日
読み終わった
野崎まど作品は、『[映]アムリタ』、『舞面真面とお面の女』に続き3作目の読了。
『死なない生徒殺人事件』は、自称「永遠の命」を持っているという少女・識別組子が遺体となって発見されるところから物語が大きく動き出す。
前の2作品でも感じていたけれど、野崎まどさん自身の知識量がそりゃもう半端じゃない。
今作の主人公は生物の教師であり、生物の定義、不死の原理、それらについての専門的な知識を書かれていることに…いや…プロの作家として、本を出す者として当たり前と言われてしまえばそこまでなんだけど、やっぱりすごいなと思ってしまう。
得た知識をこうやってアウトプットできるということに憧れてしまうので、主人公は生物教師で行こうという決意、不死の人間ならこう考えるだろうというセリフの選び方、知識とキャラクター構成のバランス感覚が野崎作品を読んでいてとても楽しみにしている要素の一つだ。
おれなら尻込む。
参考文献が何冊必要なんだ…(遠い目)となってしまう。
知的好奇心を大切にしたいと、常々思っているのだけれど、色んな本を読んでいて、全く頭に入らないものから、するすると頭に入ってくる知識もあり、前者の頭に入ってこない方を、どうやって自分の中で落とし込めば良いのか、ということにいつも悩まされる。
好奇心だけには限界があり、難しいことを知る前の準備段階がいるんだということにも、ここ最近気付けてきた気がする。
先人たちから脈々と受け継がれてきた、今この世に存在している知識を全て知ることは出来ない。だけど、逆に知りたいことのほとんどを何かしらの方法で知ることは出来る。
まだまだ学ぶべきことが多い人生なので、これからもたくさんの本を読んで糧としていきたい所存です。
自己啓発本でも読んだのかという感想になってしまいました。



