YOSA Reads "生殖記" 2026年2月12日

YOSA Reads
@ps032089
2026年2月12日
生殖記
生殖記
朝井リョウ
序盤で印象に残ったのが、「自分は必ず死ぬということを知りながら生きている種は、ヒトだけです。」たしかに虫や哺乳類は、死ぬということを考えては生きていないだろう。(本能的な死への回避あると思うが)死を知っているからこそ、そこまで生きている間に自分は何をしようと考えてしまうのか。 また、成長とはなんだろう。なぜ人は成長していないとダメなのか。いろいろな経験をすることが良いのか。知識が増えるのが良いのか。できることが増えることが良いのか。人々のもっとよくなりたいが、社会の成長願望を生み出している。ただそれにも限界がある。例えばiPhoneだって新機能が追加されるが、本当にいる?という機能も多い。これは成長せねばという先入観から生まれている可能性はないだろうか。 なんて思いながらも、主人公がもつある意味捻くれた心情や、性の価値観などを、主人公の主人公?が第三者視点で分析して、淡々と話が進んでいく。この独特の世界観に吸い込まれてしまった。 理解しきれていないところもあるので、改めて読んでみようと思う。
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