如月カルラ "アナヅラさま" 2026年2月11日

アナヅラさま
アナヅラさま
四島祐之介
面白かったんですが、ふわっとしたまま終わってしまうので若干の消化不良感がありました。 ラストについてネタバレあり。 大穴が人を求めているふうに書いたかと思うと、最終的には存在が空気のようになっていて……。 今後も大穴に人は落とされていくのだろうけど、最初は欲望のままに人を害して大穴と共生している感じだったのが、復讐に利用するようになった辺りでオカルトやホラー感は薄れてしまったなと思います。 終盤少し前までオカルトとミステリがちょうどいい具合で、展開も気になって読めたのが、終盤でブレーキがかかってしまった感じ。 大穴という異常が一体何なのか明かされず、ラストでオカルトとしてもミステリとしても何だか半端になってしまったかなぁという印象でした。 私自身オカルトもホラーもミステリもかなり好きでそれなりに触れているので、この印象は私自身が作り上げてしまった物差しのせいだと思います。
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