
Moonflower
@Moonflower0226
2026年2月11日
聖母の贈り物
ウィリアム・トレヴァ,
栩木伸明
読み始めた
かつて読んだ
「トリッジ」
【感想】
仲良し悪ガキ三人組が長じて大人になり、かつて散々バカにしていたトリッジに手痛いしっぺ返しを喰らう。勧善懲悪的な因果応報譚と言えなくもないが、痛快さよりも不気味な印象が勝る。
「こわれた家庭」
【感想】
老婦人の満ち足りた住環境を、善意の人々が決定的に破壊してしまう。描かれるのは世代間対立でも老人への蔑みでもなく、徹頭徹尾ディスコミュニケーションであり、ひとは他人のことなど微塵も思っていない(自分の見方でしか見ない)という身も蓋もない事実なのだった。
ふとピンチョンの「エントロピー」を思い出した。ある種の「熱死」と言えるかもしれない。
「イエスタデイの恋人たち」
【感想】
薄給の中年男が初心な娘と不倫を重ねる。それだけの話なのに、ホテルのバスルームという夢空間を設けることでロマンティックな一作となっているのだからすごい。映画化したらノスタルジックな佳作になりそう。