koji corner
@kojicorner
2026年2月11日
べっぴんぢごく
岩井志麻子
面白かった。短めだったので割とすぐ読み終わってしまったが、読み終わってみるとたった300ページしかなかったのが信じられなくなるくらい濃ゆい話だった。「百年の孤独」を引き合いに出して語られるのも納得の作品。
正直、読んでる間はそこまで怖いと感じてなかったけど、読み終わってからじわじわと怖さが効いてくるような話だった。
遠い昔に貧しい田舎で起きたことから始まった呪縛が、それから100年以上経ち既に文明も発達して豊かになった(かのように思える)現代でもまだ断ち切れず、むしろより複雑に絡み合ってその一族を翻弄してくるというのは、これはやっぱりめちゃくちゃ怖い話ですね…。

