
doji
@doji_asgp
2026年2月12日
平和と愚かさ
東浩紀
読み終わった
哲学にはこんなことができるんだと、わりと読み続けてきた著者の作品だからこそ、積み上げられていったものの大きさと伏線が回収されていくような話運びに感動してしまう。それは東さんの本では毎度のことなのだけれど。正しくあろうと考えることの先に苦しみと戦争があるのであれば、別の考え方を考えなくてはならない。ここしばらく胸の中心にあった苦しみを言い当てられているような気がした。「訂正可能性の哲学」にもあったけれど、ポリティカリーコレクトネスではなく、コレクティングとしてのあり方を考えいかないと、ひたすらに敵をつくり続けることになってしまう。その結果が今回の衆院選だと思うと、背筋が凍ってしまった。「戦争」というもの自体をはじめて知った子どもの頃に感覚が蘇ってしまった。
