
みっつー
@32CH_books
2026年2月12日
かがみの孤城
辻村深月
読み終わった
泣いた。マジ泣いた。
主人公はとある出来事をきっかけに、部屋に引き篭もるようになってしまった中学生の少女「こころ」。
こころは、人の目が怖くてカーテンが開けられない、少し遠めのスーパーに行くことができない、同世代の声が聞こえるだけで体が硬直してしまう。
五月、部屋にある鏡が突然光を放つ。
その鏡に手を伸ばすと、体が吸い寄せられ、光に包まれ、目を開けるとそこには「狼の面をつけた少女」がいて、その奥には「城」があった。
城に集められた7人の少年少女たちは狼の少女に「この城に隠された鍵を見つけだし、その鍵で部屋の扉を開けろ、さもなくば願いを叶えてやろう」と告げられた。
期限は来年の三月三十日まで。
少年少女たちによる一年間の「願いの鍵探し」が始まる。
この小説に出てくる少年少女たちはみな、こころのように、さまざまな事情を抱え、学校に通うことができなくなってしまった子どもたちだ。
同じ境遇の子どもたちが集まったからといって、すぐに意気投合するわけでもなく、なんとなく、相手の傷に触れてはいけないという暗黙の了解があったり、逆に考えをぶちまけすぎて衝突したり、自分のせいも、他人のせいもないまぜになって、少しずつ、本当に少しずつ、相手のことを理解していく。
分厚い本なのに、絵本を読んでいるかのような温もりに触れ、そして散りばめられた伏線が、繋がると同時に、感情が、感動が、涙が、押し寄せてきた。
読みながら「わぁ〜」とか「おおうぅ…」と変な嗚咽を漏らしながら、読み終えた。
「大人になって」
というセリフが、作中にある。
このセリフを読んで、今、あなたが脳内再生した時、どんなふうに再生されましたか?
この本を読んだ時、その印象が少し、変わるかもしれません。
涙活して、とてもスッキリとした気分だ。
この世の人間、みんな幸せになあれ。
あといっぱいお金が欲し…(殴




