
碧衣
@aoi-honmimi
2026年2月12日
帰還
マーガレット・チョドス=アーヴィン,
アーシュラ・K.ル=グウィン,
アーシュラ・K.ル=グウィン,
Ursula K.Le Guin,
清水真砂子
読み終わった
世界に異変が起きている最中、大賢人ゲドの故郷の島で農夫の妻が傷ついた少女を拾い彼女にテルーという名を与える。
世界を旅する男たち、一処に留まる女たち。
この世界に女のまじない師はいても女の魔法使いはいない。
閉ざされた闇の世界から抜け出して、家庭を持つ“普通の”人間となったテナーの視点、彼女が内側で燻ぶらせ続けているものはこれまで作者が感じてきたものなのだろうかと思われる。
故郷に戻って来たゲドは世界の均衡を守るために魔法を失い、以前の親しみをも失っていた。
長く不在だった王が玉座について世界は変わり出している。
根本が揺るがされようとしている。それは魔法も例外ではない。

