もぐもぐ羊 "ジェイムズ" 2026年2月12日

ジェイムズ
ジェイムズ
パーシヴァル・エヴァレット,
パーシヴァル・エヴェレット,
木原善彦
昨日まで読んでた『もうひとつのエデン』は逃亡奴隷が妻と渡った無人島で社会と隔絶された暮らしを六世代に渡って営んでいた話だったけど、これから読むのはよそに一人で売られることがわかって家族と離れ離れにならないように所有者から逃げることになったジェイムズの話。 逃亡奴隷は罪が重いというか奴隷の命が軽んじられているせいで捕まったら死刑になる可能性が高い。 奴隷制度自体が歪んだ仕組みであるのにこの時代には黒人は奴隷で奴隷から生まれた子どももまた奴隷になる運命という救いのないシステム。 とはいえこの小説はそのジェイムズと父親に殺されたふりをして逃げてきたハックが川を下る冒険譚でもあるので展開が早く、またストーリーがおもしろいのでついつい読んでしまう。
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