夏の午後 "嘘の木" 2026年2月13日

嘘の木
嘘の木
フランシス・ハーディング,
児玉敦子
女性が「日陰に置いておかなければならないイチゴアイスクリームのような」扱い方をされるのが当たり前だった時代。 犯人がわかったあたりからそういう話か〜!と全体が見えてきた。ファンタジーのつもりで読んだら思ったよりミステリで、「嘘の木」以外に不思議は起こらず主人公が頭と身体を使って奮闘する。 信奉するものがあり、自分は他のご婦人方とは違うと思い込もうとしていた主人公の考え方の変化が王道YAで、案外すっきりした希望のある終わり方。ただ、イチゴアイスクリーム扱いは薄れても消えないことを現代の私たちは嫌というほど知っている。
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