
nessie
@nessieayako
2026年2月13日

憲法と君たち復刻新装版
佐藤功,
木村草太
読み終わった
約70年前、改憲か護憲かで揺れていたころ、憲法制定にも実際に関わっていた憲法学者の佐藤功さんが子ども達に向けて記した本。70年前に書かれ、10年前に復刻されているのだが、この本の終盤で懸念されてることが、あまりにいまに通じる話でびびる。
憲法の概要説明がメインの本かと思い込んで手に取ってみていたが、実際はもっとスピリット的な話で、意義や重要性、取り扱い方に関する切実な訴えだった。
エジプトの奴隷の話が始まったとき、そこから説明してくれるのか…!と興奮した。いまの自由や平和がどれだけ沢山の血が流れたあとに育まれたもので、自動では永続的に続かないってことが、とても誠実な言葉で紡がれていた。
70年前の人とこういうかたちで繋がれることは、本の強みだよなぁとあらためて思う。
P196
「国家権力は二度と国民を裏切らない」と高をくくるのは、とても危険です。忘れたころに過ちを繰り返すのが人間なのです。




