4分33秒 "めんどくさがりなきみのための..." 2026年2月19日

4分33秒
4分33秒
@433
2026年2月19日
めんどくさがりなきみのための文章教室
はやみねかおる氏による文章読本。 物語仕立ての内容になっており、主人公の少年・健くんはしゃべる猫ダナイと出会い、このおかしな猫の毒舌まじりの指導により、文章を書く力を鍛えられていく。 実用書としては、三部構成になっており、 ・第一章 何を書いていいかわからないを一瞬で解決する方法 ・第二章 うまい文章をスラスラ書く方法 ・第三章 誰でも必ず小説が1冊書ける方法 と、 【一瞬で解決】 【うまいをスラスラ】 【誰でも必ず】 に飛びつきたくなるが その実態は「一日200字の日記」など、なかなかスパルタなことが書かれている。 当たり前だが、小説家は一日にしてならず。 総じてこの本は、猫のダナイの存在が象徴するように「愛のあるスパルタ」の詰まった指南書といった具合だ。 元小学生教師の筆者の「どう書けば子供たちが飽きずに読み進めてくれるか」「どう伝えれば子供たちがペンを動かせるか」という目線があるからこそ、具体的かつ実践的なメソッドが、ふんだんに詰め込まれている。 とくに第二章は表現力を上げることが課題になっている。その内容は、書くことに悩む大人も「これを知りたかった!」と思わせる説得力がある。 書きかけの物語を、未完のまま放り出すと、癖になる。...それでも書けなくなったら「いろいろあって、みんな幸せに暮らしました」という魔法の文をつけて、終わらせよう。(本文引用)には、笑いつつ、ここがプロとアマの違いなのだと思った。
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