さくら🌸 "シェニール織とか黄肉のメロン..." 2026年2月13日

シェニール織とか黄肉のメロンとか
平坦な物語で、衝撃とか刺激とかそういうのではないのに心が揺さぶられる不思議な感覚。登場人物が多くて、視点がころころ変わるので、いろんな人の人生の、ほんのすこしの時間を覗き見してるみたいな気持ちになる。歳を重ねるのが楽しみになるような作品だった。まだ続くかとおもったらあっけなく終わって、名残惜しさを感じる暇もなかったのが良い。個人的に、恋人・陸斗と距離を置いて3日ほどは落ち込んだまどかが、それ以降はケロッとしていて、むしろ恋人などいないほうが快適ではないかと女友達と日常を楽しむようになったのに対して、陸斗はいつかまだ彼女と戻る気でいる、それどころか「大人になってほしい」などと宣っているところの対比がすごく好き。陸斗、まどかはたぶんあんたのこともうそこまで必要としてないよ…。
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