Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
さくら🌸
さくら🌸
さくら🌸
@lily_sakura_
ゆるゆると読書メモ。 ♡ ▶︎ 寺地はるな 彩瀬まる 千早茜 柚木麻子 近藤史恵
  • 2025年8月25日
  • 2025年8月24日
    リボンちゃん
    リボンちゃん
    「流行っていようがいまいがわたしは頭にリボンをつけると決めているし、ババアになってもこれで行くつもりだよ、誰がなんと言おうとね」(p.10) リボンちゃんはつよくて凛としている人だけど完璧ではなく、ある人物を知らずのうちに傷つける立ち振る舞いをしてしまうところが都合よくなくて良かった。それでも、それを許されたような気になって忘れてはいけないと自分の戒めにしようとするところが彼女の魅力だと思う。全くの善人も悪人も出てこないところが寺地作品の好きなところ。 . 「一口にブラジャーといったって、一枚一枚まったく違う。この中からたった一枚見つけ出すのが、どれほど骨の折れることか。いかがわしさの出る幕じゃない。」(p.117) 下着(主にブラジャー)に対する「いかがわしい」というイメージ、ブラを身につけない男性が勝手に性的なものとしてそれを見てるということが浮き彫りになってて本当にモヤモヤしてた。誰もが性的魅力のためにつけてると思っていてほしくなかったので、説教くさくなく、所々でそっとそういう一文があることに救われた。 . 『水を縫う』『雫』にもあったけど、手作業の描写にワクワクする。人生が変わるわけじゃないけど、体に合った下着を見つけると自然と姿勢が変わって、似合う服も変わって、行動が変わって、と繋がっていく、そういう意味で私にとって下着のような役割になる本だった。
  • 2025年8月20日
    逆ソクラテス (集英社文庫)
    めちゃくちゃ面白かった。読後感が良い。自分の意見を貫くのが大事とかではなくて、好きなものや考え方に対して否定的な意見を聞いたときの「僕はそうは思わない」と、自分の中だけでも唱えることで、指標を失わずに生きていけるような気がする。安斎くんが今どうしてるのか、わからないままなのが良い。『アンスポーツマンライク』での「社会に戻ってこなくちゃいけない犯人がいるなら、できるだけほかの人が平和に暮らせる方法を考えたほうがいいと思っちゃうんだ」(p.229)という先生の言葉にハッとした。私は切り捨てるような考え方をどうしてもしてしまうので斬新だった。『逆ワシントン』の終わり方も良い。
  • 2025年8月17日
    リボンちゃん
    リボンちゃん
  • 2025年8月16日
    逆ソクラテス (集英社文庫)
  • 2025年8月11日
    嫌いなら呼ぶなよ
    ずっと世間に言いたかったことを内に秘めてて、一気に爆発させたという感じの話4篇。4話目で老害として登場してたけど、綿矢さんはラストの内田みたいに、毒の入った機関銃を乱射してるみたいに書き上げたんじゃないかなと想像してしまう。それぞれの主人公が、彼女らの言葉で実際に喋ってるみたいな臨場感がある。句読点の打つ場所とか語彙を主人公によって変えてるのかな、綿矢さんの癖というのが見えない。だから余計にリアルなのかも。
  • 2025年8月11日
    嫌いなら呼ぶなよ
  • 2025年8月8日
    リボンちゃん
    リボンちゃん
  • 2025年8月4日
    夏鳥たちのとまり木
    根拠のない大丈夫が人を救うことはあるが、相手に大丈夫だと思い込ませたまま、傷つけられていたことに気付かずに大人にならせてしまうこともある。 「世間から見れば間違いだらけのことに救われる人間もいるってことですよ」という言葉は、間違いは間違いとして認めたうえで、そこには救われたという事実しかないことを表していたような気がする。 「被害者の周りにいた大人はもちろん、被害者がネットに助けを求めるより先に相談したいと思えるような仕組みを作れなかった、すべての大人に罪があると俺は思う」 心が痛かった。私も葉奈子や溝渕のように、傷を自覚させ、彼ら彼女らを信頼して待つという救いをできる大人でありたい。正しい逃げ場でいなければならない。 葉奈子が過去の出来事から現在の出来事に目を向けたときに、信号が3つ先まで青になってるとか、そういう細かい情景描写に登場人物の今後が示唆されてるのが良かった。
  • 2025年6月28日
    夏鳥たちのとまり木
  • 2025年6月28日
    録音された誘拐 (光文社文庫)
    これ絶対シリーズ化するだろ、ていうかしてるだろ、前作読まずにこれ読んでるな、と思ったらその通りだった。前作読もう。犯人についてはまあこいつだろうなという予想が当たった。けど展開がころころ変わるから飽きずに読めた。推理バディものは読んでて楽しい。ドラマ映えしそうだしこれの続編も出そう。
  • 2025年6月26日
    録音された誘拐 (光文社文庫)
  • 2025年6月15日
    君のクイズ
    実在の人物や歴史上の出来事やゲームなどが問題になっているのでリアルな世界を感じられる。Q-1を振り返ることで三島が自分の人生も同時に振り返るという構成が良かった。今まで歩んできた人生をクイズを通して正解にする彼の姿勢を見て、クイズの奥深さを感じた。『推し』に自分が作り上げた虚像を押し付けるファンの問題に関しては、表舞台に立つ人たちに降りかかる出来事だろうと思うので、これはクイズだけではなくエンタメ業界を映した小説なのだと私は受け取った。
  • 2025年6月8日
    君のクイズ
  • 2025年6月6日
    アパートたまゆら
    面白かったんだけど、主人公が潔癖の割に昔の職場の先輩の彼氏と関係を持っていたり、好きな男がいるのに元彼(元彼なのか?)からの好意にハッキリNOを言えずに結局自分が落ち込んだときだけ慰めてもらっておいて最終的に傷つけたり、センスに嘘はつけないとか言って友達の彼氏(こいつもヤバい)の舞台を途中退席したりしてて絶対に友達になれないタイプの女だった。私に恋愛小説は合わない。
  • 2025年5月11日
    宙ごはん
    宙ごはん
  • 2025年4月20日
    ハサミ男
    ハサミ男
  • 2025年4月13日
    ハサミ男
    ハサミ男
  • 2025年4月11日
    そういえば最近
    そういえば最近
  • 2025年4月7日
    そういえば最近
    そういえば最近
読み込み中...