
マヤ
@mayaya_2025
2026年1月28日
過去を売る男
ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ,
木下眞穂
読み終わった
感想
ストーリーよりもむしろどうしてこの作品が生まれたのかという、その背景が気になった。
アンゴラのことほぼ何も知らんし語り手のヤモリはインテリ臭くて鼻につくしで正直若干読みにくくはあった。
解説まで読んでようやくアンゴラという国の背景とこの話における「過去を売る」という行為の意味がわかった。
夢、現実、虚構、真実、それぞれ何が違うのだろう、と読みながらあらためて考えたりもした。
過去を創って売ることを「文学の進んだ一形態」と嘯くフェリックス・ヴェントゥーラから『ペンギンの憂鬱』では主人公が未来の死亡記事を書かされていたのを思い出した。
ヤモリ氏の言葉を含め、金言が度々登場しハッとさせられた。
いつまでこうして文学を読んでいられるのか、大変不安である。







