小萩海 "光と糸" 2026年2月14日

小萩海
小萩海
@umiyoake
2026年2月14日
光と糸
光と糸
ハン・ガン,
斎藤真理子
冬の夜、読み終えた。 "私たちはなぜ生まれたのか。苦痛と愛はなぜ存在するのか。それは何千年にもわたって文学が投げかけてきて、今も止むことのない問いです。私たちがこの世にしばらくの間滞在することの意味は何なのでしょう? 私たちがこの世にあって最後まで人間でいつづけることは、どれほど難しいのでしょうか? いちばん暗い夜にあっても私たちの本質について問いつづけ、この惑星に宿っている人間たちと生命たちの一人称を根気強く想像し、最後には私たちをつないでくれるのが言語です。その言語を扱う文学には、必然として体温が宿っています。必然として文学を読み、また書くという営みは、生命の破壊という行為の対極に位置しています。"(p.34-35)
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