
DN/HP
@DN_HP
2026年2月14日
壊れた世界の者たちよ
ドン・ウィンズロウ,
田口俊樹
かつて読んだ
また読みたい
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この短編集の中の一編が映画化するということでそれも観たいんだけど、これは一冊、装丁とかもひっくるめてカッコいい短編集だと思っている。
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「何も考えずに楽しむ」なんてことは実際には出来ないのだけど、そんな心持ちで読みはじめる本もあって。それが思った以上に色々なことを考えながらも、最高に楽しめたとしたら、まあ、なんとかやっていくか、と思えたりする夜もある。
タイトルに厚みも含めて、佇まいが最高にカッコいい短編集。ドン・ウィンズロウは映画化もされてる「野蛮なやつら」や「ボビーZの気怠く優雅な人生」もそんな風に読んだけど、「深夜に観たい90分の犯罪映画」的に寝る前に一編づつ読んでいくのがBESTぽい。そのとき流したいのは、いつもみたいに、BREED TRUEから、文中に名前が出てきてあがったCal Tjaderのアルバムで。
「レコーディング・メンバーを知ることほど大切なこともない。仕事でも詳細が大切だ。詳細がすべてだ。小事を把握していなければ、大事でしくじる。だから、デュークはほぼすべてのアルバムの演奏者を覚えている。覚えていなければ、ライナーノートを見ればいい。そういうことはiPadではできない。」
こういうセリフが出てくるのも良いんですよね。10年以上前に「犬の力」に挫折してから、麻薬戦争ものは読んでないんだけど、こっちのタイプは大好きです。

