
はな
@hana-hitsuji05
2026年2月14日

多様性の科学
マシュー・サイド
読み終わった
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第1章 画一的集団の死角
もうのっけから興味深いが過ぎる。
9.11 同時多発テロを防げなかったのはCIA史上最大の失態。手がかりは0じゃなかったのに数々のメッセージを見落としたのは「点と点を結ぶ」能力に欠けていたから。
同じカテゴリーに属する人間が集まっても、彼らにとってのマイノリティの思考や文化、価値観は予測が出来ない。知らないから。
知らないことには対策が立てられない。準備も心構えも出来ない。侮ることしか出来ない。
第2章 クローン対反逆者
結果が出ず停滞している時は、何かが偏ってる。共感や同調は気持ちがいい。ほら、やっぱり間違ってなかったと確認出来ると安心する。ウサイン・ボルトが6人いても勝てない。仲間で徒党を組んでばかりいては変化していけない。
第3章 不均衡なコミュニケーション
経験値の差って何か重要な判断をする時かなり重要なウエイト占めるから、第六感みたいな感覚的な意見とか、それをうまく言語化出来てない時って「何言ってんだお前」みたいになりがちだし自分でも自信なくてすぐ引っこめてしまいそう。
その高い経験値で自分を信じつつも、新たな意見を耳にした時に自分の判断をどえらい角度から疑うことが出来るか、そういうので発揮出来たら良いんだけど。
第4章 イノベーション
自分のひらめきや知恵を出し惜しみしてはいけないのかもしれない。ホイホイ誰とでも共有して瞬間的な利益にとらわれずに、長期的に広い範囲で誰かのためになるよう動けたら、企業も人間も滅びていかない気がする。
第5章 エコーチェンバー現象
カタカナ、すぐに意味を忘れる。
白人至上主義の親に英才教育を受けた息子がメキメキと頭角を表し大学に行き、多様性の雨を浴びた時に何かが変わるのか。
大事なのは生身の人生にひとつひとつ触れることのような気がする。結局知らないから妄想する、作り上げる、誤解して決めつける。
実際はどうなのか、自分で確かめたことからしかわからないことの多さ。
第6章 平均値の落し穴
え、もうついにダイエットにまで言及していてほんと面白い。
そういえばこの食材を食べたら痩せる!とかこの運動したら脂肪に効く!とか沢山あって、続けられなかったら自分の能力低いとか自己責任みたいな風潮あるけど、どの食材を摂ったらどれほど血糖値上がるかとか、腸内細菌の種類とバランス、一人ひとり違うやんけ!!
目的に合った方法を獲得しなければ結果に繋がらないのは、よくよく考えたら身体も同じだったか…!
第7章 大局を見る
動物の生態を知るのがすごく好きなんだけど、その種の生存戦略はなんなのかな?って考える時、人間のそれは多分社会性なんだろうなと思っていた。
脳の大きさは後から進化したもので、その前に脳が小さかった時に、知恵や経験を継承していく社会性や環境があったから、こんなに沢山の種類の人間が増えた。
なのに今また世界はピュアとかシンプル、オリジナルとか人間最優先、特に一部の人間だけ!とか言い出してるの、滅亡フラッグ立ち始めてる気がする。
自分達だけを優遇して、生き残って発展していこうとすることは出来ない。様々な考えやひらめき、経験、全てを少しずつ分け合いながら生きていく道を探せるか。









