
雪餅
@yuki3daifuku
2026年2月14日
八日目の蝉
角田光代
読み終わった
角田光代さんの描く女性達がやっぱり好きだ。
決して綺麗なだけではない。各々抱える事情があり弱さがあり、時には浅はかとも言えるかもしれない。それでも生きて行こうと必死な姿勢に美しさを感じてしまうし、女性同士の連帯にはしなやかな強さを感じる。
連帯が間違った方に進んでしまったのがエンジェルホームなのかなとも思ったり。
希和子の母性は本物だったと思うからこそ、逃避行の結末が切なくて忘れられない、、、。二人で撮った唯一の写真はあの写真館にまだあるのかな。残ってたらいいなと思いながら読んだ。
攫われた子のその後の葛藤から、過去の出来事と向き合おうと踏み出すまでも描かれていて良かった。
一気読みせずにはいられない小説でした

