八日目の蝉

八日目の蝉
八日目の蝉
角田光代
中央公論新社
2011年1月1日
18件の記録
  • たご
    たご
    @clan_1967
    2025年5月16日
    中学生の頃に初めて読み、それ以来、角田さんの描く作品とその価値観を信用しきっている。男女の関係とか親子の確執とか、そんなことを考えたこともなかった自分がそれでも心を動かされたのは、きっとこの作品が、「私」という自己そのものを探す作品だったから。 望んだものは手に入らず、それなのに決して欲しくなんてなかったものだけは、どうしようもなくもってしまっている。無数の「こんなふうになりたいわけじゃなかった」を抱え、人は生きていく。けれど、たとえ望んだものではなかったとしても、ぎゅっと目をつむっていなくちゃならないほど、そこから見えるのはひどい景色ばかりではない。八日目の先にはどんな景色が広がっているのか、それはその人自身にしかわからない。
  • ポキール
    ポキール
    @poquill
    2025年4月27日
  • のあ
    @n_noa01
    2025年3月31日
  • つん。
    @tsunn623
    2025年3月25日
  • iulia
    @lou_know
    2025年3月25日
  • くも
    くも
    @n_o
    2025年3月22日
  • 草大福
    草大福
    @yadokari15
    2025年3月22日
  • つむぎ
    つむぎ
    @0315_tmg
    2025年3月17日
    何度か映画を見たことがあったので、様子が頭に浮かんで読みやすかった。希和子は攫った娘を何よりも大切にしていた。逃走が見つかり、本当の両親の元で暮らすようになっても、幸せそうに見えない。私はつい、薫でいた方が幸せだったんじゃないかと考えてしまう。希和子は犯罪者だが、確かに母親だった。
  • 紙魚
    @7362imwe
    2025年3月15日
  • 廣 亜津美
    廣 亜津美
    @hiroatme
    2025年3月9日
    ヤマギシ会あるいはオウムのようなカルトの世界を内部から見つめる部分が一番面白かったです。全体に弱者に対しても視点は暖かく、ヒューマニズムに満ちています。原作は前半の希和子に感情移入しましたが、映画版では後半の恵理菜の方に惹かれました
  • ☾
    @__youl
    2025年3月9日
    かつて『紙の月』を一気読みしたように、こちらも一気読み。紙の月を読み終えたときは、胸糞悪くてううっとなってしまったが、その理由が今作を通してわかった気がする。角田光代さんは、心理描写がうまい。すべての登場人物の心の動きが手に取るようにわかる。その場にいるかのように伝わってくる。母親や家族というものがテーマだったのかもしれないが、こんな文章でこのきもちを表現するんだ、ということにただ感心しながら読んでいた。何度もいうが、エッセイを読んでからこのひとのことがとても好きになってしまった。
  • ☾
    @__youl
    2025年3月8日
    エッセイを読んでから角田光代さんのことがとても好きになった。
  • marina
    marina
    @jpkagef
    2025年3月7日
  • みかんぬ
    みかんぬ
    @mikannu
    2025年3月6日
  • 斉藤ナミ
    斉藤ナミ
    @nami5711
    2025年3月6日
    死ぬほど泣いた
  • Sun
    Sun
    @sun
    2025年3月5日
  • c.rr_
    c.rr_
    @c_rr_
    2025年3月5日
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