

雪餅
@yuki3daifuku
- 2025年11月10日
ようこそ、ヒュナム洞書店へファン・ボルム,牧野美加気になる - 2025年11月3日
瞬きよりも速く新装版レイ・ブラッドベリ,Ray Bradbury,伊藤典夫,村上博基,風間賢二積読中 - 2025年11月3日
何かが道をやってくる【新訳版】レイ・ブラッドベリ,中村融積読中 - 2025年11月3日
第三の嘘アゴタ・クリストフ,堀茂樹読み終わった「悪童日記」を読み終えた頃には全く想像してなかった結末。世の中にはこんな三部作の形があるのかと驚きと感動でいっぱいです、、、。 悪童日記を読み終わった段階での自分の感想見ると、笑えてくる。 これは全てを分かった状態でもう一度頭から読み直したくなる小説。 - 2025年10月29日
ふたりの証拠アゴタ・クリストフ,堀茂樹読み終わった1巻目の終わりもえっっっとなる驚きの展開だったけど、2巻目はそれを上回る衝撃 一度では飲み込み切れず、最後の数十行だけ3回くらい読み直した!どういうこと!面白い!! - 2025年10月26日
悪童日記アゴタ・クリストフ,堀茂樹読み終わったこの本を偶然手に取って購入した過去の自分に本当に感謝したい、素晴らしい小説。 第二次世界大戦の戦時下を知恵と逞しさでサバイブしていく双子の少年の話なんだけど、少年二人のキャラがかなり尖っていて全く飽きないし、本の構成も相まって一気読みだった。 少年二人が日常生活での出来事を作文形式で書き残したノートという体裁を取った小説で、感情を徹底的に排し事実のみを書き連ねるという独自のルールに基づいて書いてあるのが何よりもユニーク。 事実が淡々と書かれているだけなんだけど、その事実と事実の間から戦争という時代の悲惨さ、人間の醜さ、少年ならではの純粋さが垣間見える感じが斬新で面白かった。 少年達の行動は行き過ぎていて一般的な常識からは外れた非行なんだけど、私にはどうしてもこの2人が本当の悪人には見えなかったな。 残虐性の裏に子供らしい純粋さや、彼らなりの倫理観があって、常にその軸がブレないので読んでいて気持ちいいまである。 えっっという終わり方だったので早く続き読みたい - 2025年10月24日
第三の嘘アゴタ・クリストフ,堀茂樹気になる - 2025年10月24日
ふたりの証拠アゴタ・クリストフ,堀茂樹気になる - 2025年10月19日
方舟を燃やす角田光代気になる - 2025年10月18日
世界99 下村田沙耶香読み終わった下巻を読了。 読み終わってから咀嚼する迄に少し時間が必要なくらい、とんでもない作品だった。 現代社会やそこで暮らす人間のグロテスクな部分を余す事なく描いている話で、 同時に真理を突き付けられているだけなので、そのグロテスクさをエンタメ的に消費する事も出来ず、受け止めるのにはとてもパワーがいる作品。 人はいくつもの世界を生きながら別々の顔を持っていて本当の自分なんて物は存在しないんじゃ無いかという事を考えさせられたし、少し前に読んだ東洋哲学の本の中にもそんな事が書いてあった気がして、人の本質に迫る哲学的な話でもあると感じた。(その本ではこの世の中は全てフィクションで家族も職場も学校も虚構なんだという事が書いてあった気がする) この社会は加害者と被害者に二分出来るほど単純ではなくて、誰もが常に加害者であり被害者でもある、何処まで行っても終わりの見えない入れ子構造の地獄という切り取り方にもハッとさせられたな。 空子が進化版ピョコルンの出現によって自分の中に潜む加害者的な思考に気付く部分とか本当にゾワっとしたよね、、、。 私にもきっとあるんだろうな。 村田沙耶香さんは個人的に自分の中の価値観を崩される感覚というか、小説を読んで殴られるような衝撃を摂取出来る数少ない作家さんだと思っているのでこれからも読んでいきたい - 2025年10月12日
世界99 上村田沙耶香読み終わった上巻、一気に読了。 人は多面的な生き物だってよく言われるけど、その究極の状態が空子だと思った。私はコミュニティによって少しずつキャラが違うのも全て引っくるめて自分だと自認していて、特別その事を意識した事はないけど、この本を読んでからは「あ、今世界99だな」と日常生活の中で思ってしまいそう。(職場の私と旧友といる時の私はきっと少し違うから) 村田沙耶香さんはいつも、これまで意識してこなかった価値観、或いは自分の中に無かった物事の捉え方を当たり前のように提示してきて、私の中の既成概念をぐちゃぐちゃに壊してくるから本当に油断ならなくてクセになる。 作中に出てくる世界①、②、③、④がどれも見た事あるような空気感で、本当にどう生きてたらあのバラバラの世界をあんなに解像度高く描けるのか不思議すぎる ピョコルンがおぞましすぎて読むのしんどいけど、下巻も一気に駆け抜けたい - 2025年10月11日
世界99 上村田沙耶香読んでるまだ最初の200ページしか読んでないけど、初っ端からとんでもない作品の空気を纏っていて、ぐいぐい読まされる。まだまだ先は長いから、今感じている事を忘れない為に記録。 社会や人間の嫌な部分を抽出して徹底的に客観視して作られているような、キャラクター・文章の数々はかなりグロテスクだけど、同時にめちゃくちゃ本質を突いていて、村田沙耶香さんの社会に対する解像度の高さに驚く。 丁度、ラロロリン人が差別の対象から気付いたら皆が感動するための可哀想な対象に変わっている箇所を読んでるけど、笑いそうになった。この風潮、確かにある。 - 2025年10月11日
銃 (新潮文庫 な 56-1)中村文則気になる - 2025年10月11日
逃亡者中村文則気になる - 2025年10月5日
派遣者たちカン・バンファ,キム・チョヨプ読み終わった人間と氾濫体の共生の物語 惑星語書店の「沼地の少年」がとても好きだったけど、ベースとなるアイデアは同じもののまた違った空気感を纏っていてこちらも良かった 未知の生物「氾濫体」の神秘性はそのままに、より人が自分とは異なる生き物と共生していく難しさとかそんな事を考えさせられた キムチョヨプさんの作品はあと「地球の果ての温室で」を読んだら翻訳されている本は読破 - 2025年9月16日
別れの色彩 (新潮クレスト・ブックス)ベルンハルト・シュリンク,松永美穂気になる - 2025年9月16日
ナチュラルボーンチキン金原ひとみ読み終わった面白すぎて一晩で読んでしまった Kindleで読んでいたから進み具合が物理的に分からず、二人の関係性や平木さんとの友情もどう進んでいくのかなあとめちゃくちゃワクワクしながら読んでたら突然終わって悲しい。 もっと読みたかった、、、となるくらい40代ルーチン女の日常が少しずつ温かさを帯びていく変化がとにかく愛おしい作品だった。 変化の無い日常を受け入れてしまう時や、恋愛とかそういうの別に要らないかなと本心ではなく諦めモードに入ってしまう時があったら読み返したい そしてまさかさんみたいな人と出会いたい - 2025年9月15日
YABUNONAKA-ヤブノナカー金原ひとみ読み終わった金原ひとみさん初 これは一気読みするしか無かった 世の中とどんな関わり方をしていればここまで様々な立場、年齢、性別の人達を俯瞰して解像度高く書く事が出来るのか、、、。 私は友梨奈ほど白黒ハッキリした思想はないけど、一哉ほど自分の考えが無いわけでもないから、自分だったらどの立ち位置なのかなあとか考えながら読むのも面白かった キャラクター的には木戸悠介が1番良い味出してた気がする(50代のおじさん達って少なからずこういう感じなのかなあと思ったら、少し不憫に思えてきた) 対して五松は本当に救いようのない奴 - 2025年9月11日
帰れない探偵柴崎友香気になる - 2025年9月10日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ気になる
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