ちゅな
@chuna-love
2026年2月15日

熟柿 (角川書店単行本)
佐藤正午
読み終わった
2026本屋大賞ノミネート
【感想】
ずっとじめじめした暗さみたいなものがあったけど、最後には小さな光を感じられたので良かったです。
かおりの周囲の人との関係や、電話を無視できなかったことから、人は小さくても細くても人の繋がりを求めているのかなと思いました。
何度も息子に会おうとして失敗していたのを見て苦しく思っていましたが、それは、その時はまだ『熟柿』ではなかったからだということだと読み終わってから気付き、タイトルの意味を噛み締めました。
焦ったり慌てたりして行動に移してしまうことが多いけれど、気長に時機が来ることを待つことも生きていく中で出てくるんだということを心の片隅に置いておきたいと思いました。


