
しまりす
@alice_soror
2025年3月12日
改訂版 日本茶のすべてがわかる本
NPO法人日本茶インストラクター協会,
日本茶検定委員会
読んでる
■第三章 お茶のおいしい淹れ方
おいしさとは大まかに以下の4タイプに分類される
「生理的な欲求が満たされるおいしさ」
「食文化に合致したおいしさ」
「情報がリードするおいしさ」
「病みつきになる特定の食材が脳を刺激するおいしさ」
「湯の温度」と「浸出時間」によって、お茶に含まれる味成分が湯に溶け出す程度がかわる
カテキン類は低い温度では溶け出しづらい
特に、渋みの強いエステル型カテキン(EGCg、ECg)は冷水にはほとんど溶け出さない
遊離型カテキン(EGC、EC)とカフェインは、それよりもやや溶け出しやすい
一方、アミノ酸は低温でも比較的よく溶け出し、時間もかからない
種類による淹れ方
玉露……温度50〜60℃、時間2分〜2分半
上級煎茶……温度70℃、時間2分
↑お茶の葉多め、湯量少なめ
↓お茶の葉適当、湯量多め
下級煎茶、番茶……熱湯、時間30秒ほど
→湯冷まし、移し替え10℃下がる、熱いが触っていられる50〜60℃、暑くて触れられない80℃
「烹茶法(ほうちゃほう)」→土瓶などで湯を沸かしてお茶を入れ、一定時間煮出して成分を抽出
「淹茶法(えんちゃほう)」→急須にお茶を入れ、湯を注いで一定時間浸出して成分を抽出
浸出液→約99.7%がお湯(水)、溶出成分は約0.3%
硬度は10〜50のものが望ましい
沸かし方→沸騰し始めたらヤカンの蓋を外すか少しずらし、5分ほど沸騰させカルキ臭を抜き、溶存空気を放出させる→目的の温度まで冷やして使用する
煎茶の淹れ方の基本
1 人数に適した茶器を用意する
2 人数に適したお茶の葉を用意する(約2〜3g/1人)
3 湯の温度を調節する
4 湯を注ぎ、お茶を淹す(浸出する)
5 注ぐ(廻し注ぎ)
お茶の選び方
1 形を見る、「剣先…針の先のように鋭く伸びた端のことで、柔らかい新芽を使って丹念に揉まれたお茶である証拠」がふくまれているか
2 色、艶を見る、玉露や煎茶は深い緑色で表面に艶、深蒸し煎茶はやや飴色がかり粉が多く光沢なし
3 触ってみる、玉露や煎茶は手触りがしっとりして重さを感じるものが良い、良いお茶は硬く引き締まった感じ
保存法
密閉できる容器、涼しくて暗い場所(適温5〜10℃)
10日分くらいを取り分けて使い、残りは缶などでテープで密封、さらにポリ袋に入れて冷蔵庫
茶器の種類
急須の持ち手「横手(ほとんどがこれ)」「後ろ手」「上手(うわて)」すす
