
roiban
@roiban
2026年2月11日

読み終わった
面白かった。大学時代の憧れの先輩が自殺未遂。真相を探るため、彼女に一度だけ訊ねられた存在しない写真家「マウントウィーゼル」の名を手掛かりに謎めいた世界に潜り込んでいく…。/(ネタバレ)去年出た『非在の街』とアイデアは共通(というのを言わずにはおれない)。『非在の街』のほうはちょっと長くて退屈してしまったが、こっちはサラッと読めて楽しめた。異なる世界とのずれが著作権トラップとして現れる、ずれを探す行為によって適合度が測られる、というところのロジックは若干弱いが、脇目も振らず先輩を救いにいく主人公の葛藤のなさとバランスが取れていた。