読書猫 "杉森くんを殺すには" 2026年2月14日

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2026年2月14日
杉森くんを殺すには
杉森くんを殺すには
おさつ,
長谷川 まりる
(本文抜粋) "杉森くんを殺すことにしたわたしは、とりあえずミトさんに報告の電話を入れた。" "「ケンカとか、すれちがいで仲が悪くなったんなら、そりゃなんかのきっかけで仲直りすることもあるかもよ? でもさ、友だちでなくなるときって、そういうんじゃないと思うんだよね。日々の積み重ねっていうかさ。だんだん、ふたりの共通の話題が合わなくなってくるとかさ。いっしょにいてももりあがらなくなっていったり、相手の言葉が、いちいちカンにさわるようになってって、自分のなかの相手のイメージと現実が、どんどんかけはなれていっちゃって……なんか、相手の一挙手一投足が、もう目ざわりになってくんだよ。なんかするたび、今度はなにやってんだ? って、ぴりぴりしてく。そしたらそれって、相手も気づく。ああ、いまあいつに嫌われたなとか、いまの言葉、むかついただろうなとか、わかっちゃう。で、おたがいいっしょにいるのがしんどくなってく。そういうときに、もう話しかけないで、っていわれたらさ。もうそれは、お友だち終了の合図なのよ。ピリオドはもう、打たれちゃったわけ」"
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