いと(りお)
@may--5
2026年2月16日
そいつはほんとに敵なのか
碇雪恵
買った
読んでる
自分の過剰な傷つきやすさから自分を守るために必死だった。分かり合えなそうな人や、自分と空気感が違う人、趣味が違う人はいつのまにか排除して、気づけば周りにいる人は居心地の良い、丁寧で、親切で、優しい人たちばかり。けれどそれってどうなのだろう。地元のコミュニティとだんだん距離を置き始めたのもそれが理由だろう。なまりの強さは口調の強さにつながる。おせっかい気質。シンプルに合わない。会えばいつだって引き戻される。過去の自分を常にアンラーニングしていくこと。けれどそれってどうなのだろう。
親切で丁寧で優しい人たちに囲まれた、居心地のよさ。自分が努力して獲得したこの世界って、なんだか、気持ち悪くないか。
『優しい暴力の時代』という本を読んでから、そう考えるようになった。
それって本当に優しさなのだろうか。優しさはいつだって遠回りで、あいまいさを持っている。それは時に人を傷つける。
傷つけること、傷つけられることと無縁でいることなんてできないし、傷つけるかもしれない、というじぶんの加害性をいつだって、私は持っている、ということを覚えておきながら人と関わらなきゃいけない。
自分が今まで排除してきた人たちや、アンラーニングしてきた自分を、思う。昨今の断罪的な社会に自分も加担していることを、思う。
まだ1ページしか読んでないが、気持ちを覚えておくために。






