
みっつー
@32CH_books
2026年2月16日
時をかけるゆとり
朝井リョウ
『何者』『霧島、部活やめるってよ』などを書いた朝井リョウさんによるエッセイ。
正直に言って、ここ何日かゲーム実況が立て込んでおり、この本を読んでいるタイミングが一番「脳がシエスタをかましています」という状況にあった。
僕の脳がスペイン旅行をしているため、「内容が頭に入ってこ“ないよう”」というクソつまらないことしか考えることができない状況にも関わらず、気づけばずっと「へへへ」と笑っている自分に気づいた。
それがこのエッセイの凄いところである。
帯には「頭を使わず読めるエッセイ」と書かれており、たしかに何も考えずに読んでいるうちに、なんか口元が緩んでんな、おれ…笑えたのか…?と笑うという感情を久しく忘れていた主人公のような感想を覚え、気づけば本を読み終えていた。
朝井リョウさんの学生時代、めちゃくちゃ楽しそうである。
めちゃくちゃ歩いたり、めちゃくちゃチャリを漕いだり、お腹が緩くなったり、ピンク映画を見たり、カットモデルをやったり、痔になったり。
ちょこちょことお尻関連の話題が「あれ?お前さっきもいたよな?」という風に登場することがあるのだけど、お腹が緩いのも、お尻が痛いのも、人間の本質である。純文学といってもいい。
YouTubeの動画などでもお見かけすることが多い、朝井リョウさんだけど、見るたびに明るい方だなぁと思っていたら、エッセイの文章までもが明るくて、キラキラうきうきしていて、楽しい。
人を楽しませるには、自分も楽しむことが大切なんだなと改めて思わされる一冊でございました。
次は俺の脳がちゃんと来日してるときに読みたい。
来日したらちゃんと言っときます。



