
さとお
@satoo_0105
2026年2月16日
恐怖の正体
春日武彦
読み終わった
様々な「恐怖」について書かれた本書。
恐怖の定義から日常に潜む恐怖、フィクションや娯楽での恐怖など、著者が様々な作品を引用しながら説明してくれる(内容は少し難しいかもしれない…)。
最終章で書かれている『死と恐怖』は、何人にいずれ訪れる“死”について生々しく書かれていて、数年前に読んだトルストイ『イワンイリッチの死』を読んだ時みたいな悍ましさを覚えた。
また、著者が最後に彼の父親と映画『人間魚雷回天』を観たエピソードを綴っているが、戦争を体験した父親の過去が切なかった。個人的に本書の中で、ある意味これが1番の「恐怖」だった。
