
阿部義彦
@xtc1961ymo
2026年2月16日
ヴァージニア・ウルフ エッセイ集(1003)
ヴァージニア・ウルフ,
片山亜紀
読み終わった
25年12月初版。ウルフのエッセイをコンパクトに纏めたエッセイ集。初訳を多数含みます。平凡社ライブラリーオリジナル・アンソロジー、ウルフは小説は「灯台へ」しか読んでないけど、始まりはエッセイスト(雑文書き)だったのですね。後期のフェミニズム、社会運動の時期も良かったが、初期から中期の精神の自由を感じさせるのが、一番の収穫。初期では「古本というのは野生の本、宿なしの本。色とりどりの羽をつけた鳥の大群みたいに群れ集い、図書館で飼い慣らされた本にはない魅力を湛えている。」百年前にも似たような事思ってたんですね。中期では、「ロンドン上空を飛ぶ」見事なイメージの飛翔、意識の流れを見事に体現する文体ですが、最後の最後でフェイクなのも茶目っ気たっぷりで実に爽快でした。次は『ダロウェイ夫人』を読んでみたい。







