君は焦んがりトースト "イン・ザ・メガチャーチ" 2026年2月16日

イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウあっぱれ この方は女子大生もおじさんも経験したんですかね、そうじゃないと書けない文章ですよね? 私は宗教2世なので、とても気になって手に取った。 以下、本文を引用します。ネタバレ注意 「何でもいいんです。酒でもタバコでもギャンブルでも、SNSでも海外ドラマでも読書でも恋愛でも育児でも仕事でも環境保護活動でも。とにかく、何かに対して熱量を高めていたい、何かに時間や労力や資金を注いでいたいという人はとても多い」 「我を忘れて何かに夢中になっているほうが、楽だからです」 国見のセリフに全てが詰まっていると思う。 宗教だって、物語の中で出てきた政治の話だってそう。出てこなかったけど私は占いに対しても同じことを思う。 宗教も、仲間も、恋愛も、心の拠り所があったら楽なんだ 私はこんな生まれだから何も信じたくなかった。宗教は悪だと思った。占いなんて嘘っぱちだと思った。政治に熱くなる人たちを見て世の中なんて変わらないと冷めた目で見ていた。推しに貢ぎまくる人たちを嘲笑った。でもある瞬間からこれは全部悪ではないんだなと気がついた。国見のいう「楽だから」だったんだ。むしろ否定することにより視野の狭まった世界で私は生きていた 令和7年!!という感じの文章がとてもむず痒かった 前の朝井リョウのインパクトが強かったので控えめに感じたが構成から内容、思想まで素晴らしく練られた"作品"でした
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