一条なる "庭に埋めたものは掘り起こさな..." 2026年2月17日

庭に埋めたものは掘り起こさなければならない
40ページまで読んだ。 死んでしまいたいと思って実行にまで移してしまった人を、このような尊厳もへったくれもない場所に隔離してしまうことは本当に適切なのだろうか。 いや、あくまで筆者の感じ方考え方による主観的な描写に過ぎないし、病院によって差もあるだろうし、この本のこの章だけで何かを断じることはできないけれど、誰も悪くないから糾弾できないと嘆く筆者の代わりに、この国の「制度」というものについてもう少し知りたいと思った。 それはそれとして、日常にあるほんの些細な出来事が自身の尊厳を徹底的に貶めるような感覚はとても分かる。 私も希死念慮をうっすら抱えて生きているが、もしうっかり実行に移して運ばれた先のカレンダーの絵がラッセンだったら、少なくともプラスの感情は抱かない。 「いやよりによってラッセンかい」くらいには思うだろう。というか、読んでいて思った。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved